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サウナは危険?現代ビジネスマンにこそおすすめ。疲労回復に最適な理由

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この記事について

昨今、「サウナ」の人気が高まっています。

サウナをテーマにした漫画・ドラマ「サ道」などの影響から興味を持った方も多いのではないでしょうか?

私自身、日頃から最低週1回は銭湯やサウナに行くほど習慣となっており趣味の一つといえます。

ところがインターネット上では「サウナは体によくない」というような情報を見かけることもあり、
「実際はどうなの?」と不安に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私もその中の1人であり以下の書籍で学んだ内容を参考に記事にまとめることにしました。

もし同じように気になって本記事にたどり着いた方のご参考になれば幸いです。

サウナハウスと休憩用チェアの写真

サウナは危険?

さて、早速ですがタイトルにもある通り、サウナの体への影響について実際にはどうなのでしょうか?

結論としては、サウナを入る上での「注意事項」を理解し、正しい入り方をするのであれば「問題ない」と思われます。

むしろ、前述の書籍が記すところによるとサウナは脳と体を「ととのえる」観点でメリットは多いです。

中でもいくつか抜粋すると日々さまざまな仕事をこなすビジネスマンにとっては以下の点でおすすめです。

  • 脳疲労が取れて頭がスッキリする
  • 感情的にならなくなる
  • 睡眠不足が改善される
  • 肩こり・頭痛・眼精疲労が和らげる
  • 肌が綺麗になる・やせやすい体質になる
書籍「医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?」加藤 容崇 (著)

ここからは「注意事項」と「おすすめする理由」を順番に解説しています。

自然の中で瞑想をする男性の写真

サウナを避けた方がよいケース

注意事項を説明する前に前提としてサウナを避けた方が良いケースにも触れておきます。

サウナは心身に良い効果をもたらすと同時に日常で自然的に起こり得ない過酷な環境です。

以下に該当する方は危険性を伴うため入らない方が望ましいです。

  • 心臓血管系の疾患がある人(高血圧、狭心症、不整脈、動脈癌、脳梗塞など)
  • 透析中の人(脱水を起こしやすい)
  • 子供(10歳以下)
  • 妊婦(特に妊婦初期と後期)
  • 感染症を持っている人
  • 泥酔、あるいは二日酔いの人
  • アレルギーがある人(アロマを使うロウリュの場合、要確認)
  • 鉄欠乏性貧血(倒れてしまわないように鉄分を補給していればOK)
  • 風邪を引いている人
書籍「医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?」加藤 容崇 (著)
ベッドの上でコーヒーとヨーグルトを食べる人物の写真

サウナは心臓血管系の疾患リスクを下げる場合もありますが、
あくまで予防であり既に疾患がある場合は医師と相談するのがよいでしょう。

また、子どもに関しては自律神経が確立されていないためサウナの環境に適応できない可能性が高いです。

以上に該当しない場合でも体調を考慮し、場合によっては入らない選択をすることも大切です。

サウナを入る上での注意事項

サウナを正しく安全に入る上での注意点を3つ解説します。

  • 十分な水分補給を行うこと
  • 適度な時間で利用すること
  • 自分の体調に合わせて利用すること

十分な水分補給を行うこと

サウナでは汗をかくことにより、大量の水分を消費します。

一回のサウナで約400ml〜500mlと言われており、セット数が増えるとその分消費量が多くなります。

また、失われているのは水分だけでなく、ミネラルも失われています。

それらが不足し脱水症状を起こすと眩暈や頭痛・貧血などにつながる恐れがあるため入る前後で十分な水分補給を欠かさずに行うことが重要です。

水風呂の写真

適度な時間で利用すること

サウナには適度な時間入ることが重要です。 目安として5〜10分程度の時間がよいでしょう。

長時間の利用は体に負担をかける可能性があるため、自分の体調や体力に合わせて利用時間を調整しましょう。

おすすめのサウナを出る目安としては「気持ちがいい状態」を意識してみてください。

気持ちいい状態を追求すると自律神経が活性化しサウナに対応しやすくなり、しんどくなくなります。

時間を目安に無理して入る方が多いかと思いますが、気持ちいい状態を意識してしんどくなる前に出る。このような入り方がおすすめです。

汗をかく男性の後ろ姿の写真

自分の体調に合わせて利用すること

前述の通り、サウナは体内の水分を大量に失うため体力を消耗させることがあります。

体調がすぐれない時や体力が低下している時には利用を控えた方がよいです。

例えば風邪を引いている場合など、汗をかくと「治りが早そう」・「すっきりしそう」などと思われるかもしれませんが
脱水が進み逆に危険ですのでサウナは控えた方が良いでしょう。

サウナに入る前には自分の体の状態をよく観察し、体調が整っている時に利用することで効果的なリラックス効果を得ることができます。

曇りガラスでうなだれる男性

サウナをおすすめする理由

続いて、冒頭にお伝えしたサウナをおすすめする理由を順に解説していきます。

脳疲労が取れて頭がスッキリする

サウナは脳疲労を取ることに効果が絶大と言われてます。

日頃、脳は本人が意図して考えようとしていなくとも70〜80%のエネルギーが自動的に奪われています。

例えば、日々さまざまなタスクを抱えるビジネスマンは常に脳の中に懸念事項が巡っており、次々と思考が湧き上がることにより脳は疲労を蓄積させます。

サウナには自然と暑さに集中せざる負えない状況下にあり、強制的にそれらの思考を停止させられるため「脳がスッキリする」・「脳疲労を防げる」などの効果に繋がります。

自然の中で瞑想をする男性の写真

感情的にならなくなる

サウナに入ると感情をコントロールしやすくなります。

イライラした気持ちが穏やかになったり、責任ある仕事を任されてナーバスになっていた心が落ち着いたりネガティブな感情が払拭されます。

人体の生態維持をコントロールする自律神経がサウナの人体にとって危機的な状況に置くことで刺激され、鍛えられていくためです。

これにより、日常でも交感神経・副交感神経の切り替えがスムーズになり、体調・メンタルが安定しやすくなります。

自然の中で日の出を見つめる人物の後ろ姿

睡眠不足が改善される

サウナに入ると短時間で睡眠を得られるようになり、加えて日中の眠気も防ぐことができます。

サウナや水風呂に入ると汗を大量にかいたり、毛穴が引き締められたりを繰り返すことになります。

これらが体力を消費すると同時にこれらが脳に疲労したと勘違いさせ、運動した時のように熟睡できるのではないかと考えられています。

ベッドの上で布団にくるまって眠る女性の写真

肩こり・頭痛・眼精疲労が和らげる

長時間のデスクワークをする人は肉体的な疲労にも襲われます。

サウナは脳のみならず、肉体を整えることもできます、音質効果によって凝り固まった筋肉が和らぎ、血流が増加します。

これにより、ダメージを受けた組織の炎症を取り除き、治癒しやすくすることに加えダメージを受けにくい体質に変える効果が見込めます。

緑の芝生の上で大の字で休む男性の写真

肌が綺麗になる・やせやすい体質になる

サウナで汗をかき、血流が促進されることで肌の新陳代謝が上がり、肌の調子が整います。

お風呂では顔まで浸かることはできないので顔を熱することはできないですがサウナでは空気中の熱で温めることができます。

サウナの後は化粧水や乳液をつけてしっかりと保湿することが重要です。

また、サウナに入ることで甲状腺ホルモンが増え、全身の代謝が上がるためエネルギーを消費しやすい体になります。

自然の中で日差しを見つめ目を細める女性の横顔の写真

初心者こそ知るべき!サウナの基本マナー

最後に初心者が知るべき最低限のサウナでのマナーをご紹介します。

サウナは公共スペースです。個室利用でない限りは以下のマナーを理解して楽しみましょう。

清潔に利用する

サウナを利用する前後は、清潔さを保ちましょう。

サウナを入る前には髪や体を洗い、タオル等で体の水気をとり、
水風呂に入る前はシャワーを浴びて汗を流すなど自分自身が清潔な状態で利用するように心掛けましょう。

使い終わったととのい椅子には掛け湯をし、次に利用する人のことを考え清潔に保つ心がけが大切です。

オレンジの光が広がるサウナ室の写真

静かに利用する

サウナでは静かに利用することがマナーです。

大声で話したり、騒ぐ行為は他の人のリラックスを妨げることになります。

そのため友人や家族など知人と利用する場合、会話したくなる気持ちもわかりますが極力静かに過ごすようにしましょう。

また、声だけでなく、サウナや水風呂内で移動する際にも他の人の「ととのい」を妨げないよう静かに移動しましょう。

窓から少しだけ光が差し込む暗いサウナ室の写真

まとめ

今回はサウナを楽しむための注意事項を書籍を参考に解説いたしました。

サウナは注意事項を守れば、さまざまな効果が期待できます。

初心者の方は基本マナーを守りながらぜひ体験してみてください。

本記事で参考にさせていただいた書籍は以下になります。

より詳細なサウナの入り方を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

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ところ

サウナ・フロを愛する会社員|「訪れたことのあるサウナ」や「気になるサウナ」に特化したメディアが欲しいと思い発信をはじめました。サウナーの方々が知りたいと思える「情報が集まる場所」にできるとうれしいです。 ときどきお酒についても語ります。

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